昼下がりのザマンド
昔テレビの洋画劇場でAヘプバーンの「ティファニーで朝食を」を観ました。
冒頭ヒロインが店の前でクロワッサンを食べていました。
その店がタイトル名にもなっていた超有名店だったと知ったのはもう少し後ですが・・・
クロワッサンがなんだかお洒落でうっとりする食べ物になり、
これが似合う素敵な人になりたい、などと漠然と思ったものです。
さて、その映画の直後に再びヘプバーン主演の「昼下がりの情事」を観ました。
少女が背伸びをして、素敵なお金持ちのおじ様とはりあう、という
今では私の一押しの Loveストリー です。
ティファニーがプレーン味のクロワッサンなら、
昼下がりの方は、まさにザマンド・クロッワッサンの味なのです!
甘美だけど、甘いだけでない。
人を天使にも悪魔にも変貌させるような、不思議な魔力をもつお味です。
昼下がりに「魅惑のワルツ」を聴きながら、
ザマンドを食するなんて、最高に贅沢な気分に浸れるのでしょうね!